家から出て握手したら負けだと思ってる

完全在宅アイドルファンによるブログです

AKB48 49thシングル選抜総選挙アピールコメント全部見たのでコメントする2017 HKT48

NMB48に続いてHKT48。

総勢46名分から選びました。

研究生についてはアピールコメントを見てはじめて知るメンバーもいたりして。そんななか、やはりODAこと小田彩加は異質の存在。

チームH

上野遥

自分の言葉で気持ちを伝えようとするのがわかる、いいコメント。

神志那結衣

ちょっと重いかなぁと思っていたら、だんだん明るくなりました。

「やわな人間ではなかとよ!」ってかわいいですね。

田中菜津美

正直な気持ちを吐露していて、ちょっとグッときますね。

普段おちゃらけてる分、弱音を聞くと応援したくなる。

松岡菜摘

色っぽい。

山本茉央

いい野菜作りそうですよね。

チームKⅣ

植木南央

けしの花に水やった画像をSNSに投稿して警察に呼び出されたり、家に空き巣が入ったり、ガチのネタをいくつも持っていてすごい。

渕上舞

まいちゃんのハキハキした話し方ってアナウンサーみたいで好き。

本村碧唯

服がエッチだ。

チームTⅢ

荒巻美咲

前髪ジョキジョキ切ったと思ったら「嘘です、これはウィッグです」。

みるんちゃんはかわいいなぁ。

今村麻莉愛

ただの草刈正雄似の小学生。

坂本愛玲菜

ふかわりょうみたいな時間。

外薗葉月

コメントの内容はめちゃくちゃ真面目なんだけど、後ろがにぎやかすぎて頭に入りにくいよ。

村川緋杏

びびあん単純に顔が好きです。

研究生

運上弘菜

さすが北海道出身だけあって、オーバーオールがよく似合う。

小田彩加

「昔から未知の存在が好きで、宇宙人はいるって信じてたら、中二の夏にふたりの宇宙人に会うことができました。これは、信じてたら奇跡は起きるんだって確信につながりました」。

宇宙人から信じることの大切さを教わるとは!

松本日向

「さくさくさっくんちょ」。

これなんだ?

AKB48 49thシングル選抜総選挙アピールコメント全部見たのでコメントする2017 NMB48

SKE48に続いてNMB48のアピールコメントを視聴。

総勢47人分です。

NMB48はたまにKawaiianTVを見たり、『NMB48学園 こちらモンスターエンジン組』というラジオを聴いたり、研究生の『届かなそうで届くもの』公演を見たりといった程度なので、メンバーの細かな情報は全然わからない。

去年よりはネタに凝ったメンバーが少ない気がします。

チームN

東由樹

自分で撮影した写真を淡々と披露。切れ味がいい。

日下このみ

ぼくが思う"日下このみの去年と変わったところ"は、猫背じゃなくなったことです。

姿勢がよくなった。

古賀成美

”誕生”の"誕"の字、微妙に間違ってないか……?

堀詩音

さすが北海道出身、麦わら帽子がよく似合う。

山本彩加

あーやんとおりんちゃんは、どっちが強いんだろうか。

チームM

磯佳奈江

セントフォースの女子アナ感。

鵜野みずき

動画の最初から最後まで何をいってるのかさっぱりわからない笑

卓上の水を飲んだのは古賀成美に続いて2人目。

加藤夕夏

「自分の代表曲をもらって、ステージで歌えたらいいなって心のなかで思ってました」。

これをそんなに深刻にならずいえるのがいいですね。

応援したくなる。

川上千尋

温泉に入ったのかなってくらい、肌がツヤツヤスベスベしてる。

安田桃寧

犬が全然いうことを聞かない。

結局「くるん」ってどういう技なのか。

チームBⅡ

村瀬紗英

幼稚園児みたいな服。

森田彩花

特技の暗算を披露。

結果がどうとかより、機械の合成音声が気持ち悪すぎる。

研究生

本郷柚巴

衣装がよく似合ってる。

気合十分といった感じ。

清水里香

明るくて、いい意味で普通の女子高生っぽい。

上西怜

上西恵はキレイ系だったけど、上西怜はかわいい系。

中川美音

めちゃんこかわいい。

『届かなそうで届くもの』公演は何度か見たはずなのに、全然印象に残ってなかった。こんなにかわいい娘を見落とすとは不覚。アピールコメント全部見たおかげで発見できた。

AKB48 49thシングル選抜総選挙アピールコメント全部見たのでコメントする2017 SKE48

AKB48に続いてSKE48。

総勢67名分の動画です。

チームS

犬塚あさな

あんまり詳しくないんですけど、ものすごい色っぽいですね。

しっとりした声としゃべり方で、銀座の高級クラブのホステスといった感じ。

上村亜柚香

いつの間にか大きくなってる。

妙にフレンドリーなしゃべり方がかわいい。

町音葉

本当にヘッドフォン壊れたのかと焦った。

笑顔がニコニコで見ているこちらも楽しくなる。

チームKⅡ

太田彩夏

どこがどうってわけじゃないんだけど、キラキラ感がある。

注意して公演を見てみたい。

小畑優奈

ゆななはかわいいなぁ。

髙塚夏生

「ニョキ」に声出して驚いた。

日高優月

ちょっとおもしろいのと、ユニフォーム姿がかわいい。

古畑奈和

最後は明るく笑顔で終わるけど、途中まではまあまあヘビーだ。

チームE

熊崎晴香

透明感あるなぁ。

女優さんのようなルックスで、一生懸命さが伝わるしゃべり方とスピーチに、ちょっと不安な心境ものぞかせている。これは応援したくなる。

後藤楽々

この娘も透明感がある。

最後に見せる無邪気さがいい。

菅原茉椰

「あの、菅原の地元は宮城県なんですけど」っていう出だしが、不思議とおもしろい。

谷真理佳

全然終わらない。

福士奈央

今年はあいつは来ないのかなと思ったら、最後にバタバタと登場。

研究生

相川暖花

しばらく見ないうちにすっかり大人っぽくなって美人に成長してますね。

この娘も透明感抜群。

石川咲姫

「笑顔を咲かせるお姫さま。さきりんスマイルでみんなをメロメロにしたいな。メロメロメローンパーンチ」。このキャッチフレーズとほんわか口調で油断させて、憑りつかれたように「寿限無」を早口でまくし立てる。

ちょっと怖かった。

岡田美紅

これといった特徴はないんだけど、アイドルになれたた楽しさと誠実さが伝わるいいコメントだった。応援したくなる。

倉島杏実

ただの元気な小学生。

野々垣美希

まばたきを全然していない……。

 

AKB48 49thシングル選抜総選挙アピールコメント全部見たのでコメントする2017 AKB48

今年も全員分のアピール動画を見ましたのでひとことふたこと感想を書きたいと思います。

例によってAKB48のメンバーから。

106人分のアピールコメントのうち「これは!」と思ったものを抜粋しました。

チームA

大家志津香

たぶん去年も同じことを書いたと思うけど、普段のテレビに出ている姿からは想像できないくらい真面目な動画。本人は「選抜入りして、『紅白は人気じゃなくて知名度だった』という声を否定したい」といっているが、でも、知名度であの結果は素直にすごいと思う。

ただ、選抜入りは難しそう。

小嶋菜月

動画の内容はいつも通りの調子なんで割愛。相変わらず、セクシーの押し売りがすごいです。それよりも、最初に自己紹介をするとき「横山チームAの」といってAポーズをしますね。これに限らず、チームのポーズをするメンバーって好印象。

田北香世子

1分間コメントをしゃべりながらスケッチブックにペンを走らせ、最後に「目指せ、ランクイン」の言葉とともにスケッチブックをこちらに向けると、その言葉とかわいいイラストが描かれている。

なかなか凝ったアピール。

樋渡結衣

あざといまでのかわいさと、いつ始まったのかわかりにくいモノマネ。

そして、ひーわたんもAポーズ。

横山由依

まるで名人の落語を聞いているような語り口。

最後も切れ味するどいんだかグダグダなんだか……アメリカンニューシネマのような終わり方だ。

チームK

島田晴香

『豆腐プロレス』で演じるユンボ島田の格好で登場し、ご丁寧にネームプレートも用意し、そこから一分で化粧を落として島田晴香に変身。

なかなか見ごたえがある。

下口ひなな

「この御恩は一生忘れません」。

めちゃくちゃ重いぞ。

田野優花

内容は普通なんだけど、最後に両手で手を振るのがかわいい。

ギャップ萌え。

藤田奈那

言葉遣いも口調も優しい。

アピールコメントっていうか、健康食品や化粧品の対面販売のお姉さんって感じ。

癒された。

峯岸みなみ

「本当は坊主にしてお詫びをしようと思いましたが、AKBに迷惑をかけるわけにはいかないということで、このままで失礼します」。

これは吹いた。

ちゃんとオチもあって、さすがベテラン。

向井地美音

これは上手い!

AKBのシングル曲のタイトルを使って意気込みを伝えるという構成で、タイトルのもじり方、語り口、オチのつけ方、すべてが上手。こちらが、「あれ?」と違和感を覚えたタイミングできっちりフォローして、ラストはそう来るかとにやりとした。

自分ひとりで考えたのか、それとも誰かと相談したのか、いずれにせよお見事。

茂木忍

茂木ちゃん、前髪をどけて去年のようにデコルテを見せてくれ。

チームB

福岡聖菜

この衣装のせいちゃん、ぐうかわ。

最後にちらっと見せる笑顔も素敵。

馬嘉伶

「新しい目標ができました。それはみなさんの太陽になることです。みなさんを明るく照らしたいです」。

いいコメント。

渡辺麻友

「伝説を残したいです。AKBメンバーとして生きた証を作りたいです」。

いつになく気合の入ったコメント。卒業する気配がぷんぷん漂っている。

チーム4

飯野雅

「こんなにおしとやかだったか!?」とびっくり。

衣装もかわいくて似合ってる。

岩立沙穂

やっほーさっほー!

架空のラジオのパーソナリティになってリスナーからのお便りに答えるという構成。

いろんな意味で脳みそとろけそう。

大川莉央

「わたしの水着を見たかったらランクインさせて水着サプライズに載せろ」(意訳)という堂々たるコメント。

怪我のせいで公演に出れないから知らなかったけど、いつの間にか大人っぽくなっていた。

岡田奈々

相変わらずひとりテンションが違うというか、死地に赴くような雰囲気である。

ぼくはこういうところが岡田奈々の魅力だと思う。

最後にうなずくとこなんか、特にいいぞ。

川本紗矢

おっぱいがすごいです。

北澤早紀

最後にSKE48の「寡黙な月」を歌うんだけど、その歌詞がファンへのメッセージのように聞こえて素敵だった。

13期ソロコンサートってソフト化されないのかしら……。

小嶋真子

「です。真」。

佐藤妃星

AKBのまとめサイト運営しているファンの子。

本人がいうように、確かに公演のパフォーマンスよくなっている気がする。最後に言葉につまっちゃうのがほほえましい。

野澤玲奈

指が飛ぶだのスプーン曲げだの、いつものノザワールドかなと思っていたら……「実は、動画が始まってから五か所変わっているところがあります」だと!

叙述ミステリーを読んだときのような衝撃だった。

ちなみに、全部わかりました。

いいアピール動画だった。さすが早稲田大学!

チーム8

横山結衣

青森県代表ということで、りんごの皮むきに挑戦。

全然まだなのに「はーい、むき終わりました~」といっていて、思わず笑った。

谷川聖

炭酸一気飲みに挑戦するも、嘘みたいに減らない。

佐藤七海

2017年になってドラマ『あまちゃん』ネタを使う勇気。

こういう純朴なところがチーム8メンバーの魅力ですよ。

早坂つむぎ

簡にして要を得た動画。

シンプルで逆に印象に残る。

清水麻璃亜

そりゃ漏れるわ。

髙橋彩音

飴食べてるところ、幼稚園児みたい。

吉川七瀬

清水麻璃亜とまさかの楽器演奏かぶり。

アリエンティーのなちょぱでコメディエンヌの才能を発揮。お芝居見てみたい。

小田えりな

去年も同じことを書いたと思うけど、声が大きくて素晴らしい。

歌田初夏

「47の素敵な街へ」を口笛で吹きながら意気込みを書いたスケッチブックをめくる。

微妙にかすれた口笛、スケッチブックの字の味わい深い下手さ、ちょっと上手なイラストと、中学生の手作り感がすごい。「支えなきゃ!」と思わせてくれる。

横道侑里

たぶん自分のSHOWROOMでやっている定番ネタを披露。

横道ジャンケンは、どのタイミングで手を出せばいいのか絶望的にわかりにくい。

服部有菜

成長してかわいくなりましたね。唇の両脇にできる溝というかシワというか、あれがとってもチャーミング。

野田陽菜乃

抜群に声がかわいい。13歳とは思えない落ち着いた様子。

橋本陽菜

はたしてルービックキューブはそろったのか否か……。

山本瑠香

「よよよよよよ」ってやつ、やってみると実はそんなに難しくない。

濵咲友菜

焼き芋とかチョコレート買ってあげたくなる。ニコニコしながら食べてくれそう。

吉田華恋

アピール動画と関係ないんだけど、SHOWROOMを見るたびに赤ちゃんを抱いて配信してるんだけど、あれはいったいどこのどなたなんでしょうか。

寺田美咲

とんでもない美少女。しかし、バスケをやっていたとは思えないほどぎこちないボールさばき。

山田杏華

ただのかわいい子ども。

下青木香鈴

世界の下青木こと下青木香鈴は、この動画の中で「世界の下青木こと下青木香鈴」というフレーズを9回使っている。

宮里莉羅

沖縄に行ったときに沖縄そば食べたけど、確かにおいしかった。ちんすこうとサータアンダギーは口の中がパサパサになる。

研究生

稲垣香織

高速指パッチンすげえ! これはやっても全然マネできない。

佐藤美波

ただの緊張した子ども。「がんばれ~」と手に汗握った。

鈴木くるみ

子役感がすごい。

岡田奈々&早坂つむぎの夫婦みたいな料理配信にニヤけ止まらず

岡田奈々がチーム8の早坂つむぎにオムライスを作っている動画を見ました。

これ、そもそもは岡田奈々が「早坂つむぎにオムライスを作ってあげたい」といったのが始まりらしい。それをAKB48新聞が聞きつけて企画として採用したようだ。この動画は、AKB48新聞が取材している様子を岡田奈々がSHOWROOMで配信したもの。

早坂つむぎが見守るなか、コックさんの衣装を着た岡田奈々がオムライスを作っているのだが、このふたりの空気感がなんともいえず萌える。

もう、どっからどう見てもカップル!

途中途中でスタッフの娘ふたりが画面に入ってくるのだが、それも含めてまるでお父さん早坂とお母さん岡田って感じ。子どもに優しく接する岡田奈々と、ちょっととまどいながらも抱っこしてあげる早坂つむぎの姿にカップリング好きなぼくはニヤニヤが止まりませんでした。

オムライスにケチャップで「つむぎLOVE」と書き、それを「あ~ん」して食べさせたり、ふたりでいっしょに食べたり……ウヒョーって感じ。

取材終了後には、早坂つむぎの出身地である山形県への二人旅企画が成立。

しなびた温泉での露天風呂ショットとか、浴衣グラビアとか見たいなぁ。あとは、線香花火やったりスイカ食べたりしてるのもいい。おそろいの白いワンピース着てるショットとかもお願いします。

できれば、つむつむのご実家にお泊りもあったら最高だ!

最近AKB48新聞買ってなかったけど、この配信を見て購買意欲がMAXになりました。

それにしても、早坂つむぎって本当にイケメンになったなぁ。

HKT48メンバーが代理MCを務める「おでかけ!」がおもしろい

6月1日に放送された『HKT48のおでかけ!』を見ました。

実は、最近の『おでかけ!』にはちょっとした変化が起こった。番組MCを担当する指原莉乃が親知らずを抜いたため、その状態が安定するまで、4週分のMCをHKTのメンバーが週替わりで務めることになったのだ。

この日の放送は、HKTの4期生から小田彩加と松本日向が登場。

『おでかけ!』は前半トーク→VTR→後半トークという構成なんだけれど、正直いって、最近はトーク部分がマンネリ化していた気がする。指原&後藤コンビは他番組でもよくいっしょになるし、この番組も何年もやっているからそれはしかたない。お互い話す話題もなくなるだろう。でも、ぶっちゃけ、ぼくは早回ししながら見ることも少なくなかった。ところが、この回はまさにトーク部分が絶好調。特に、ODAこと小田彩加が大活躍だった。

・三日坊主にならないよう、ふたりで日記を付け始めたという話題になって

後藤「昨日何書いた?」

小田「昨日書いてない」

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・『おでかけ!』を見たことがあるかという質問に

後藤「必ずチェックしてんの?」

松本「はい、してます」

小田「……」

後藤「あ、見てない? 君正直やな。毎週は見てないんやな?」

小田「おもしろそうなときに見ます」

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・オーラの色が見えるという小田に

後藤「ODAは何色なん?」

小田「ODAは黄緑」

後藤「それどういう人なん?」

小田「平和と癒しで愛されるピーポー」

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極め付けはこれ

・イルミネーションは好きかという質問に

後藤「(小田に向かって)好き?」

小田「うーん……イップンスキ」

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どうやらこれは「一分くらいきれいと思って、そのあとはもう満足すること」らしい。

独特すぎる言語感覚の持ち主だ。

おまけみたいだけど、松本日向もこれがすごく笑えた。

・イルミネーションを飾りつけした部分がカットされたと勘違いしての発言

松本「なんかカットされてますね」

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こんな風に、全然業界慣れしてないふたりのトークがぐんぐん盛り上がる。スタッフの笑い声もいっぱい入ってた。「技術さんを笑わせろ」という後藤兄さんの格言を見事達成した。

見届け人の後藤兄さんも、普段の指原といるときには見せない娘を見守るような表情だった気がする。ふたりともいい意味でタレント感がなく、普通に明るい女子高生がスタジオにいる雰囲気だったからだろうか。

メンバーの勉強にもなるし、たまにこうやってMCを交代するのもありだと思います。

久々にトークを飛ばさず見続けましたよ。

AKB48 大荒れの総選挙速報を考える-おぎゆか新潟5万票問題-

5月31日。

いよいよ総選挙の速報が発表された。

ぼくも『サムネイル』公演を見ながら正座待機。

いや~たまげた!

速報1位がNGT48のミーアキャット荻野由佳って、こんな予測は不可能だ。

おぎゆかはAKB48の15期生オーディションに受かりながらも研究生の審査に落ち、それでも夢をあきらめきれずバイトAKBに応募し、その活動の後に第二回ドラフト会議に参加して見事NGT48の立ち上げメンバーになった苦労人。

ようやく報われるときが来たかと感慨深い。

ただ……この結果、すでに一部で騒ぎになっている。

不正投票があったのではと疑いの目がかけられているのだ。

たしかに、疑う気持ちも理解できなくはない。

荻野由佳の速報獲得票数はおよそ5万票。

指原莉乃、渡辺麻友、松井珠理奈といったそうそうたるメンツを差し置いての順位と票数だ。そして、驚くべきことに、この5万票というのは去年12位にランクインした北原里英とほぼ同じ。つまり、すでにいまの時点で、これから1票たりとも増えなくても、荻野由佳の選抜入りはほぼ確定しているということだ。

まあ、ぶっちゃけ、ぼくもこの結果はにわかには信じがたい。はっきりいって、紅白以上のサプライズだ。

ただ、不正があったと捉えるのではなくもっとプラスに考えることも可能なのではないか。すなわち、荻野由佳はAKBヲタではなく一般層から支持されていると。

高倉萌香 速報目標4000票

荻野由佳には選挙対策委員会(選対)がないということなので、話をわかりやすくするために、同じく大躍進を果たしたNGT48の高倉萌香を例にあげる。

高倉萌香にはきちんと選対があり、彼らが掲げる速報での目標は4000票だった。

しかし、実際には高倉は2万票を獲得して速報7位にランクイン。選対の目算と実際の獲得票数の間には、1万6000票、実に5倍のギャップがある。

おかっぱちゃんの選対が計算をミスったのか?

握手人気≒票数

高倉選対がどういった計算で4000票という数字をはじき出したのかは定かではない。ただ、それを推測する手段がある。『願いごとの持ち腐れ』の劇場版完売数だ。『願いごとの持ち腐れ』の劇場版には、握手券と投票券が付いてくる。当たり前だが、握手人気のあるメンバーは総選挙でも強い。

この完売数で高倉は7/24という数字を出している。

AKBグループの握手会は朝から夜までの部数制になっており、どの部を何枚買うという形で購入する。分子が完売した部数で、分母が全体の部数。この場合でいえば、24部あるうちの7部が完売ということになる。定説では、ひとつの部で出せる握手券は500枚まで、つまり、1部完売ということは500枚CDが売れたということ、すなわち、投票券も500枚存在するということだ。これが7部完売ということは、7×500=35000。単純に考えて、3500票が高倉萌香に投票される計算が成り立つ。

もちろん完売した部に加えて、まだ完売こそしていないものの購入された部もある。これに加えて、いわゆる基礎票というものも存在する。

これについても高倉選対がわかりやすく説明している。

基礎票11票×人数分+CDの投票券3500票。

もちろん、高倉萌香の握手券を買ったすべての人が高倉に投票するとは限らない。しかしそれは逆も同じで、他のメンバーの握手券を買っても高倉に投票する人はいるし、基礎票11票のうち2、3票をおすそ分けする人もいるかもしれない。

こうしてみると、選対の速報4000票というのはなかなかいい目標だったと思える。

では、選対すら把握できなかった1万6000票はどこから湧いて出たのだろうか?

1万6000=新潟の一般票

結論からいえば、これはいわゆるAKBヲタではない、一般層からの投票なのではないか。当たり前のことだが、選挙に投票できるのは熱心なファンや選対だけではない。誰であれ、CDを買ったりモバイル会員になりさえすれば投票はできるのだ。

噂によれば、NGT48のデビューシングル『青春時計』25万枚は、その多くが新潟県内で売れたらしい。それを傍証するように、NGT48の冠番組『にいがったフレンド』では、道行く人の多くがNGT48のことを認識している。先週の放送では、高倉萌香の認知度は驚異の100%だった! おそらく、新潟県民の間にはNGT48を「おらが街のアイドル」として暖かく見守る空気がある。

そしていわゆるそういった非ヲタの一般層が買うのは、劇場版ではなく(これは購入が非常にめんどくさい)、街中のCDショップで売られている初回限定版や通常版だろう。劇場版完売部数にはあらわれない、隠れた支持者の存在があったと考えるのは深読みしすぎですかね。

新潟=228万票

大阪お笑い100万票という言葉がある。

お笑い芸人の西川きよしが無所属ながら参院選挙で100万票も大量得票で当選したことを揶揄する言葉だ。

同じことが今回も起きたとは考えられないだろうか。

新潟県のHPによれば、現在の新潟県の人口はおよそ228万人である。228万人のうち、200人にひとりがCDを買い高倉萌香に投票したとすれば、選対目標4000票と実数2万票のギャップは埋められる。

そして同じことは、そのまま荻野由佳にも当てはまるだろう。

不正だと疑う人は、5万票を一日で投票するのはありえないという。しかしそれは、限られた少数が行った場合の話だ。極論すれば、5万人が一票ずつ入れたのなら、こんなに簡単な話はない。

もちろん、この一般層(それが存在すると仮定して)は総選挙に命がけになっているわけじゃない。「テレビやラジオによく出る『おらが街・新潟のアイドルNGT』の応援になるなら、CD一枚くらい買おうかな」程度の軽い気持ちだろう。わざわざ握手券付きの劇場版なんて買わないし、メンバーのグッズだって買わない。当然のことながら、この結果が出たからといってCDを買い増ししたりヤフオクで投票券を買ったりしない。

しかし、そういう一般層の動きがコアなヲタ以上に効果があるというのは、紅白歌合戦の投票で学んだばかりだ。そして、仮にこんな風にして、新潟県民の軽い気持ちで票が積もっていったのなら、これはすばらしいことだと思う。

なぜなら、ちゃんとNGT48が新潟に根付いたということだから。

不正を疑うよりは、ぼくはこっちのほうを信じたいです。

 

もちろん、果たして一般人がきっちり速報当日に投票するのかという疑問はある。そしてこんなこと書いておきながら、皮膚感覚的にはやっぱりちょっと信じられない。じゃあ、なぜ同じことがSKE48やNMB48では起きないのかという疑問も残るし、YouTubeのアピール動画の再生回数も他の選抜メンバーと比べても少ないし……。