家から出て握手したら負けだと思ってる

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「BRODY」vol.6 笑顔の深川麻衣と不機嫌な渡邉理佐

白夜書房から発売されている「BRODY」vol.6を買いました。

この雑誌は、グラビアもインタビューも気合いが入っていてすばらしい。

 

巻頭グラビアこそ西野七瀬だが、今回の目玉は、なんといっても深川麻衣卒業スペシャル。白石麻衣、高山一実、齋藤飛鳥、松村沙友理、衛藤美彩、桜井玲香、川後陽菜、生田絵梨花、生駒里奈、伊藤万理華、橋本奈々未の11人と深川が、それぞれ2ショットで写るという企画。真っ赤なドレスを着た深川は爽やかな笑顔を見せている。

 

読み物としておもしろかったのは、『AKB48裏ストーリー 込山榛香17歳、新たな希望』の撮影スタッフによる対談「制作スタッフが語る成し遂げた『原点回帰』とその理由」と、向井地美音&込山榛香へのWインタビュー「私たちが始める新しい時代」のふたつ。

スタッフによる対談は、『裏ストーリー』を撮影したときの心構えや心境が語られていて興味深い。込山を取りあげるきっかけとなったのが、田野優花のインタビューを撮影していた際にたまたま込山が映りこんだから、という些細なものだったのは、本当にチャンスはどこにあるのかわからないものだなぁという気持ちになった。「ドキュメンタリーは、メンバーがおばあちゃんになったときの宝物になる。だから嘘をついてはいけない」という誠実な姿勢が、名作を生みだす秘訣なんですね。

さて、この対談を受けた形となる向井地&込山のWインタビューは、15期生のふたりがAKBの未来について語っている。AKBの黎明期を知らないふたりは、それでも「AKBらしさとは青春すなわち努力することであり、それさえ忘れなければどれだけメンバーが入れ替わってもAKBは続いていく」という結論に辿りついた。

こんなに力強い言葉を聞くことができてうれしい。

 

ぼくが一番心をひかれたのは、「邂逅」と題された、欅坂46渡邉理佐のグラビアだった。

渡邉理佐は、なぜだかいつも不機嫌そうだ。

といっても、平手友梨奈のような世界に対する強烈な不満という感じではない。デートに遅刻した彼氏に見せるむくれた表情というか、「ごめんね」とあやまれば、すぐに笑顔を見せて手をつないでくれそうな、そんな不機嫌な表情。

欅坂46の2ndシングルでは一列目に昇格したが、それもむべなるかな。

不機嫌な渡邉理佐が心をとらえてやまない。

 

いまさらながら、買ってよかったです。