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完全在宅アイドルファンによるブログです

ぱるる、卒業発表は劇場でしてくれよ!

LINELIVEで放送された、バイトルNEXTの記者発表会を見ました。

30分くらいの放送なんですが、最初の数分はなにもない時間が続き、徳光さんの前説もといバイトルというサービスの紹介があり、やっとAKB48の登場。

あとでYouTubeを見ると、AKB48が登壇してからの動画がアップされている始末。

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それにしても、ぱるる、卒業発表しちゃいましたね。

まず、横山由依のコメントは非常に良かった。「AKBは夢を叶えていく場所」、「卒業して活躍することが、メンバーにとってもファンにとっても励みになる」という総監督らしいコメントを涙声で語るゆいはん。ぱるるのコメントがあっさりしていただけに、胸を打たれた。立派でした。

ぱるるの卒業については、総選挙でのコメントがあったり、卒業をのほめかすCMがあったり、スポーツ新聞での報道があったりしたおかげで、そこまでの動揺はない。

来るべきときが来たな、という感じです。

ただ、まさか渡辺麻友や柏木由紀よりも先に卒業するとは考えていなかった。総選挙での「わたしたち世代に力を貸してください」というコメントから、ぼくは、卒業はこのふたりの後だと思っていたし、横山由依の説得で卒業を思いとどまったというスピーチを聞いたときは、あと数年は在籍するんだろうと勝手に安心していた。まさか、あのスピーチから四か月足らずで卒業発表をするとは……。

ぼくは、ぱるるの大ファンというわけではない。「走れペンギン」でセンターを務めたのは知っていたけど、その存在をきちんと認識したのは御多分にもれず「永遠プレッシャー」でというド新規だ。だからガチオタがどう思っているのかは知らないが、陰ながら応援するファンのひとりとして、この記者発表会を見てどうしてもいいたいことがある。

ぱるる、卒業発表は劇場でしてくれ!

いろんな事情があることはわかる。ぱるるの事情、事務所の事情、AKSの事情、CMの事情。複雑な大人の利害調整があるのはわかる。でも、卒業発表は、劇場やAKB48のコンサートなどでするのが筋ってものじゃないかな? お客さんの前でするのが、AKB48のメンバーとしての礼儀じゃないかな?

もちろん、この卒業発表が誰のどのような意志にもとづいたものなのか知りようがないので、ぱるるを責めるつもりはない。劇場での卒業発表をぱるるが拒否したなんてことは思ってもいない。ぱるるはAKBが嫌いだったんだというつもりもない。ただ、そうしてほしかったという、ぼくの願望だ。

 

それにしても、運営のみなさんは目先の話題やお金のためにファンへの礼儀を失していることに気づいてるのか。卒業発表を新CMの発表のついでにやるっておかしいよ。

どう言いつくろったところで、CMで話題づくりしてやろうって下心は否定しえない。まあ、それは商売だから許す。しかし、問題はその手法が稚拙なことだ。サプライズは文字通りサプライズでなきゃ意味がない。ここまで観測気球を上げまくり予防線を張りまくったら、なにが起きても驚くわけがないだろ。そんなんだから、ゲスいネットニュースに「ぱるる卒業発表でも反響なし」みたいな揶揄をされるんだ。

そして実際どうなったか。10月3日の日本列島は、史上最大規模の台風とノーベル賞受賞というビッグニュースに包まれた。ぱるる卒業発表のインパクトなんてないも同然。

いったい誰が得をしたのか。

こういう雑な対応、マジでいい加減にしろ。

ぱるるの年内卒業と小嶋陽菜の卒業によって、いよいよ世間的に知名度の高いメンバーは、まゆゆ、指原、ゆきりんの3人だけになる。三人の卒業も時間の問題。

運営は、この残った玉で盛大な花火をあげるべく最大級の努力をしてほしい。くれぐれも今回のようなやり方は勘弁。

 

最後に、すごく細かいことだけど、まゆゆがぱるるについて語っているときの撮影が残念だった。ここで重要なのは、まゆゆではなく、それを聞いているぱるるの表情だったはず。場所が場所だけに贅沢はいえないが、この貴重なシーンは、できればまゆゆのワンショットだけではなく、ふたりを同時に映してほしかった。

ともあれ、卒業おめでとう。

ぱるる、最後の劇場公演は精一杯がんばり楽しんでください。