小嶋真子のコロコロ変わる表情にメロメロです
10月4日の『AKBINGO!』を見ました。
この日の企画は「彼女クイーン決定戦」。
もし彼氏ができたらという設定で、向井地美音、小嶋真子、柏木由紀、渡辺麻友、西野未姫の五人がアドリブ芝居を演じる。
冒頭から「AKB48鉄の掟、それは恋愛禁止!」というフレーズが飛びだし、その設定はなし崩し的になくなり、秋元御大からも正式に「恋愛禁止は嘘」宣言も出たはずじゃないのか、と軽く戸惑う。
おまけに、参加メンバーにはゆきりんもいたりするもんだから、見ている側としては変な緊張感もあったりして……なんて思っていたら、ゆきりんは三番目の登場ということもあって、軽くナレーションベースで処理。アドリブ芝居の内容的にも妥当な判断じゃないでしょうか。
それよりも、今回は、みーおんとこじまこが良かった。
ふたりが挑むのは、「デートの待ち合わせに定食屋を指定しておきながら一時間遅れてきた彼氏」というシチュエーション。
ところで、この彼氏役の男性がぴったりだった。ぼくは、こういった恋愛系企画はメンバーの女の子っぽい部分が見れるので好きなのだが、ファンの中にはまさにその女の部分が垣間見えるのを嫌がる人もいる。たぶん、メンバーが恋愛するところを想像したくないんだろう。
その点、この男性は、ブサイクでもかっこよくもない普通の容姿。俳優の要潤をうさんくさくした感じだ。年齢といい髪型といい、この男なら彼氏彼女の関係を演じていても実際には絶対に付き合わないだろうと確信できる安心感があった。
一方で、まゆゆと未姫ちゃんに与えられた設定に登場した彼氏役男性はなかなかのイケメンだった。年齢もふたりと同じくらいだろうし、まゆゆと並ぶと、ちょっとだけリアリティがあったぞ。
世の中には非常にセンシティブなファンもいるので、スタッフは気をつけたほうがいいと思う。余計なお世話なんだけどね。
閑話休題。
一時間遅刻した彼氏を笑って許すみーおん。「おれがおごるんだから素うんどんにしなよ」とクソみたいなことを言う彼氏に、「割り勘でいいから、たぬきうどん食べる」と笑顔で答えるみーおん。
かわいいぞ!
付き合って半年のプレゼントに木彫りの熊をプレゼントされても、「嫌われたくないから怒れない」とコメントするみーおん。
コメントの内容といい、言い方といい、男のSっ気を刺激しまくりだ。
ついでに、「込山だったらどうする?」とふられての、「なんでこれなの、あなたに似てるから?」という、こみはるの返しもお見事。絶妙に棘のある言葉だ。腹黒キャラを受け入れたようで、先週のゆきりんへの誉め言葉といい絶好調。
そしてなにより、こじまこちゃん。
定食屋のセットに入るなり、「渋っ!」と声にだしてしまう無邪気さ。遅れてきた彼氏を立ちあがって迎える、さりげない優しさ。
彼氏から「おれのこと好きだもんな」といわれて、素で照れたように顔を覆う仕草と「なに急に、公の場だから」と答える、独特のワードセンス。
(以前のラジオで「公の場」を「こうのば」って読んでたのに、いつの間にかちゃんと読めるようになっていて偉い)。
「この店、おまえにぴったりだから」といわれたさいの、ちょっと怒ったような真顔。
木彫りの熊をテーブルに置かれて、「うぉぉぉぉぉ」と驚きのあまりうなり声をあげるリアクションの良さ。
「前の女はプレゼントくれたけどね」と最悪な一言をいわれて、「うわ、なにそれ。前の女の話しちゃいけないんだよ、そういうとき」とプリプリ怒った表情。
「そんなの誰が決めたんだよ?」と聞かれての、「わたしが決めた」と、拗ねながらもはにかんだ笑顔。
これには村本さんもニッコリ。
マジで、真子ちゃん、かわいすぎる。
喜怒哀楽に応じて、表情も声音もコロコロ変わる。レッサーパンダとかアザラシとかペンギンとか、ちょっとアホな子犬を見てる感じ。
ずっと見ていても飽きないと思わせる娘だ。
こじまこに密着企画とかやってくれないかな。
みーおん、こじまこという若手メンバーのかわいい表情があり、西野未姫のはちゃめちゃなリアクションもあり、伊豆田莉奈の良い女トークもあり、なかなかの回でした。トップリードさんほどではないにしても、村本さんは萌え企画へのリアクションがいいので、見ている側も盛り上がりますね。
今回は、スタジオライブではなく神奈川県民ホールで披露されたteam8「47の素敵な街へ」がオンエア。センターは早坂つむぎ。
最近になって気づいたんだけど、デビュー当時の木崎ゆりあに似ている。この歌はいつ聞いてもいい曲だし、8はいつでも元気いっぱい。楽しそうなライブでした。
そして、来週は島田怪獣こと島田晴香が登場。大和田南那との新旧デブキャラ対決もありそうで、はやくも期待がつのる。
しかし、そろそろ岡田奈々がメインメンバーになる企画も欲しい。
よろしくお願いします。