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ぱるる生誕祭をニコ生で配信がするなら、公演の一部をYouTubeに公開してみては?

12月26日に行われる島崎遥香卒業公演がニコニコ生放送で配信されるらしい。

おまけに、25日には過去五年間の生誕祭の動画も一挙放送されるようだ。

基本的に、48グループの公演映像はDMMでしか見ることができない。まして、何周年記念公演のようなビッグイベントならともかく、一メンバーの生誕祭がニコニコ生放送で配信された例は寡聞にして知らない。

その意味で、これはかなりのサプライズといえる。

ただ、これが許されるのであれば、運営にはあと一歩踏みこんだ判断をしてほしい。

ずばり、公演の一部をYouTubeで公開してもらいたい。

いまの48グループが抱える最大の問題は、マス層へ届いていないということだ。率直にいって、島崎遥香ですらお茶の間に届いているかどうかは微妙だと思う。13期や14期や15期のメンバーがどれだけ知られているか……。本体のAKB48ですらこのザマなのに、姉妹グループは何をかいわんやである。

絶好調だった時代ならテレビ番組にバンバン出演させて顔と名前を売ることも可能だったろうが、いまや『AKBINGO!』を守るので手一杯の状況。テレビの露出が急激に増えることは望めない。

そこでYouTubeが有効な発信ツールになるはずなのに、アップロードされるのは新曲のMVかDVDの宣伝映像といったものばかり。これじゃあ、アピールできるのは選抜入りしているメンバーだけで、相変わらずその下に埋もれている逸材を見つけてもらえないままじゃないか。

なにも公演を丸ごと公開しろなんてことはいわない。その日の公演を編集してハイライトバージョンを作るとか、それが面倒なら一曲だけでも公開すればいい。たとえば、小嶋陽菜好感度爆上げ公演が各種ニュースサイトのトップページに躍り出ていたが、それで興味を持った人がYouTubeで検索したときに、実際の動画を見れるのと見れないのとでは大違いだ。

現状、YouTubeでメンバーの名前で検索してヒットするのは、Showroomの個人配信の違法アップロード動画だ。それだってないよりはマシだけど、ほとんどの動画が1時間くらいあって、ファン以外のちょっと興味を持った人にとっては見る気が失せるくらい長い。おそらく運営も宣伝になると考えて見逃しているとは思うのだが、それなら自分たちで5分から10分程度の動画をアップロードしたほうがいい。

たぶん、世の中の人はもはや48グループが劇場公演を行っていることを忘れている。まして、そこでどういう歌がうたわれているのかを知っている人はごくわずかだろう。たいがいの人は、「365日の紙飛行機」とか「恋するフォーチュンクッキー」を歌っていると思っているぞ。

いまのAKBにだってかわいいメンバーはいるし、公演曲にもシングル曲に負けないくらいの名曲がある。問題はそれが世間に知られていないことなのだ。

島崎遥香生誕祭をニコニコ生放送で配信するのは英断だと思うが、それも結局は一部の会員しか見られないことに変わりはない。つまりは一見さんお断りなわけで、どうせやるならYouTubeでライブ配信するくらいの冒険心を持てないものかとヤキモキする。

いろいろ難しいとは思うし、運営もわかっててできないのかもしれない。

でも、なんとか実現できませんかねぇ?