乃木坂46のスマホゲームアプリ『乃木恋』をやってみた
乃木恋をやってみた
トップ100人に入ったユーザー、もとい「彼氏」には限定イベントの参加権があるという露骨な集金システムや、「解剖台の上でのミシンとこうもりがさ」のロートレアモンもびっくりの、アンダー彼氏なるシュールレアリスティックな造語でお馴染みの『乃木恋』。話題のゲームがどんなものなのか、期待半分怖いもの見たさ半分でやってみました。
結論からいえば、けっこういいゲームです。
ストーリー
ゲームシステム
初期設定
ゲームを始める前に名前とニックネームを設定する。名字と名前は、ゲーム中でメンバーから実際に呼ばれます。想像だけど、ストーリーが進むと、名字呼びから名前に変わるんだと思う。他のユーザーには見えないから、恥ずかしがらずに本名で登録しよう。
推しメン選択
次に推しメンを設定。ぼくは鈴木絢音ちゃんにしました。なお、推しメンは24時間に1度だけ変更することができるので、DDでも大丈夫。
ホーム画面
ホーム画面はこんな感じ。推しメンに設定したメンバーがお出迎えしてくれる。各種ステ―タスや、推しメンとの関係性もチェックできます(まだクラスメイトですね)。左側のプレゼントボックスの下のアイコンを推すと、推しメンの服装を変えることができます。
探索
「探索する」をタップするとメインストーリーが始まります。こんな感じの画面。「進む」をタップするごとに決まった量のスタミナが消費され、EXPが増えるしくみ。よくあるやつですね。探索中にメンバーと会うと、そのメンバーのカードをもらえます。推しメンに会うと「ときめきチャンス」が発生し、サブストーリーに必要なアイテムをもらえることもあります。シークレットストーリーが発生することもあります。
「探索する」パートを半分進むと「昼休み」があり、メンバーからストーリーにまつわる質問を迫られます。
また、最後には「芸能」の授業があり、ここでは乃木坂にまつわるクイズが出題されます。
二つとも正解すると高評価をもらえます。この評価によって、チャプターの最後にアイテムをもらえます。
教室へ
ホーム画面の「教室へ」をタップすると、メンバーとの仲を深めることができます(クラスメートから顔見知りに昇格しました。)アピールをタップしてアイテムを使うと、新しいストーリーが解放されます。推しメンだけではなく、他のメンバーへのアピールもできるので安心。恋愛ゲームのように、推しメンがヤキモチを焼いて親密度が下がることもありません。
普通の会話もあれば、
「恋の試練」と称して難問が出題されることも(すげえ難しいよ、これ)。
仲良くなると、推しメンからLINEっぽいトークがきます。
ライブ
ホーム画面の「ライブ」をタップすると、編成したメンバーでライブ(という名のバトル)ができます。ライブで勝つとアイテムやガチャで使えるチケットをもらえます。高ランキングになればエンブレムをもらえて、メンバーからのムービーを観れるようです。
ガチャ
ガチャは複数の種類があります。「探索」でもらえるチップを使ったチップガチャ(レアリティ低め)や、ライブで勝った報酬などでもらえるチケットを使うチケットガチャ、ログインボーナスやメインエピソード終了時の報酬、それに課金でもらえるNCを使うプレミアムガチャなど。普通にやって出るのは星5までで、エピソード付の星6カードは課金しないと無理っぽいですね。
まとめと感想
はじめる前はどんなにアコギなゲームなんだろうと思っていましたが、やってみると楽しいです。
残念な点として、意外とボイスが少ない。ボイスを聴きたきゃ課金して高レアカードを引けという方針みたい。それから、異常なくらいエラーが多いです。サーバーが安定してないのかもしれないけど、ライブやストーリー中に落ちるのは冷める。
メインストーリーのエピソードはありがちな恋愛ゲームみたいな感じで、別におもしろくないです。そこに期待してはいけません。
長所は色んな格好のメンバーを見られるところ。推しメンとのトークや、サブエピソードですね。
あーちゃんといっしょに図書委員になり本屋さんへ買い物に行ったり、部活の時間に茶室でお茶を点ててもらったり、体育の時間に剣道をしたりと、楽しい時間を過ごせています。
スタミナの回復は、社会人や学生が隙間時間にやるには問題ない早さです。「彼氏」になってイベントに参加しようと思わなければ、無課金でもそこそこ楽しめるし、廃人にならない程度の課金をしてもいいレベル。
乃木坂ファンであればインストールして損はないと思います。5/27までに始めれば事前登録キャンペーンの限定カードももらえるので、暇つぶしとしてやってみてはいかがでしょうか。