「僕はいない」Dance ver.で水着になったNMB48は偉い!
NMB48の15thシングル『僕はいない』。
その表題曲のMVのダンスバージョン見ました。
ダンスバージョンというが、これ、要するに水着バージョンだ。
「ナギイチ」や「僕らのユリイカ」や「ドリアン少年」のような曲ならともかく、「僕はいない」は失恋ソングである。実際、最初に公開されたのは渡辺美優紀をヒロインにしたドラマ仕立てのものだった。それなのに、いまになって水着を着せて踊らせるという売らんかな精神。
アイドルたるもの、夏は水着でラブソングを歌うべし。
ぼくは常々こう思っていたが、まさか「僕はいない」のような曲調でも水着になるとは想像してなかった。シングルのジャケット写真を水着にするところといい、今回のMVといい、感服つかまつった。
さすが、ナニワの商人はちゃいまんのぉ。
肝心のMVの内容ですが、三列編成で、一列目は渡辺美優紀のみというみるきー神推し状態ですね。それ以外のメンバーはというと、太田夢莉と須藤凜々花はペアでのセンターポジションという見せ場があり、渋谷凪咲は二番のAメロで、別部隊での一列目というポジションを与えられていた。一方で、白間美瑠は二列目にもかかわらず、これといった見せ場はなし。もちろんShort.verなので先に用意されているのかもしれないが、運営サイドの配慮や思惑が想像できて楽しい。
(話はそれるけど、凪ちゃん心なしかダンスの表現力が増した気がする。Aメロの腰フリは非常にセクシーだ。みるきーに個人レッスンを受けているおかげだろうか)。
特筆すべき演出として、無表情&笑顔少なめというのがある。このMVでは、メンバーの笑顔や楽しそうな様子を期待してはいけない。愛想ゼロである。おまけにカメラ目線も少ない。特に山本彩はすごかった。終始うつむき、哀愁をおびた顔をしている。カメラに向かって笑顔を浮かべるのはみるきーのみといっても過言ではない。
「おまえら、この笑顔を焼きつけておけよ」ってことでしょうか。
渡辺美優紀もいろいろあったけど、なんだかんだ、卒業するとなると寂しいっすね。