家から出て握手したら負けだと思ってる

完全在宅アイドルファンによるブログです

2017年大荒れのAKB48総選挙 一夜明けての感想

2017年6月17日、初の沖縄開催となった選抜総選挙は指原莉乃の三連覇で幕を閉じた。

と、普通にはじめるのが不可能なほど今年の総選挙は話題がありすぎる。雷雨によるコンサートと開票イベントの中止、豊見城市立中央公民館での無観客開票、現役メンバー指原莉乃はもちろん、高橋みなみや大島優子といったOGからも相次ぐ運営への苦情や不満といった波乱の連続。

おまけに、本番ではこんな非常事態がどうでもよくなるくらいの爆弾発言があちこちから飛び出す始末。

BSスカパーとフジテレビによる放送以外にも、SHOWROOMでのトップリード&柏木由紀の裏番組や山本彩&木下百花による実況もあったりして、テレビを見ながらSHOWROOMをザッピングするという久しぶりに熱い一日でした。

 

ちょっといろいろとありすぎるので、とりあえず今真っ先に思ってることをテーマごとに書きます。

 

須藤凜々花婚約発表

このブログではなるべくネガティブなことを書かないようにしているのだけど、これは触れざるを得ない。

詳細は「須藤、結婚」でググってください。

要するに、20位にランクインしたNMB48の須藤凛々花が突如として「結婚します」と宣言したという話。

恋愛するなとはいわない。結婚するなとはいわない。でも、するならグループやめてからにしろ。百歩譲って、在籍中に付き合うのはしょうがない。でも、それがバレたら謝罪して別れるか、きちんと卒業して付き合え。千歩譲って、付き合ったまま在籍するのでもいい。だがなぁ、総選挙ランクインのスピーチでこともあろうに「結婚します」って正気なのか?

別に須藤のガチ恋ヲタでもなんでもないので、須藤が誰と付き合おうが結婚しようがしったこっちゃない。けど、48グループの一年で一番のお祭りである総選挙でそれを発表するんじゃねえよ。それ聞いて誰が得するんだよ。誰が喜ぶんだよ。何万円も何十万円も何百万円もお金を払って須藤に投票したファンへの感謝を述べる場で、よりにもよって「結婚します」って、伝説の飯田圭織バスツアー以上の衝撃だよ。

「好きな人ができたので卒業します」ならみんなから祝福されるだろうに、文春にスキャンダルをすっぱ抜かれたから前もって発表しますって、一番ダサイやり方じゃないか。おかげであなたひとりのみならず、NMB48へのイメージも悪化するでしょう。ファンの熱意も冷めるでしょう。卒業を控えていると思われる山本彩も、せっかく白間美瑠や吉田朱里が頭角を現したと思ったら、まさか自分が指名したドラフト一期生にこんな仕打ちを受けるとは想像すらしていなかっただろう。

ぼくは小林よしのり描くところの「成熟したファン」ではないので、こういうのは本気で腹が立つ。全然笑えないし、ひとつもめでたくない。文春にやられたなら、ひとりだけ弾を受けてくれ。グループ全体を巻き込んで自爆テロを起こすな。

どうやら朝刊の一面は須藤結婚になりそうだ。

指原一位も渡辺麻友卒業も吹き飛んだ。

マジでいい加減にしてくれ。

恋愛とは短期的愚行。結婚生活とは、短期的愚行にピリオドを打つ長期的愚行

By フリードリヒ・ニーチェ先輩

http://rennai-meigen.com/nietzsche/

高橋朱里&岡田奈々「スキャンダル許さない」宣言

これは非常に良かった。

須藤のスピーチを受けての高橋朱里の「結婚するとかしたいとか、ファンの人を複雑な気持ちにさせることをいうな。私はファンを悲しませない」。そして、岡田奈々の「スキャンダルをネタにするのはよくない。真面目にやっても人気が出るぞ」。

よくぞ言ってくれた。

朱里は須藤のスピーチを受けてのもので、おそらく事前に考えていたものと変えたんだと思う。そのせいか後半グダグダになっていた。でも、そんなの大した問題ではない。あの場で控えめにちょっと様子をうかがいながらもきちんと否を唱えたのは偉い。

一方の岡田奈々はたぶん事前にある程度言おうとしていたんだろうなと思わせるほど流ちょうなスピーチ。実際、最近の48グループはスキャンダルがあってもすぐネタにして笑い飛ばす傾向がメンバーファンともに強い。これは本当に不味いと思う。いくらきれいごとをいっても、多くのファンは疑似恋愛の対象としてメンバーを見ているのだから、「いろいろあるのがAKBだよね」でやってるといずれはコアなファンを失う。そして、コアなファンのいないところににわかファンは絶対につかない。岡田奈々のスピーチは、真面目にがんばっているメンバーに届いたと思うし、STU48のメンバーもいろいろ思うところがあっただろう。

なにはともあれ、二人とも立派だった。

向井地美音選抜落ち&込山榛香大幅ランクダウン

須藤ショックで影に隠れているけど、これは大事件ですよ。

向井地美音は前年総選挙で13位の選抜メンバーで、込山榛香は21位でアンダーガールズ入り。それが、今年はそれぞれ17位と52位に後退。

およその獲得票数は、

向井地 47,000(2016)→35,000(2017)

込山 33,000(2016)→21,000(2017)

と、ふたりとも約12,000票も失っていることになる。

向井地の失速は、ドラマ続きで劇場公演に出られずコアなファンの気持ちが離れたことや、ドラマでギミックの強い役を演じたことなどが原因かもしれない。込山は、ドキュメンタリーからのランクアップである種のストーリーが完結してしまったことや、Instagramで人気が出たことによる男性ヲタの疎外感などが理由として考えられる。

17位向井地美音と選抜16位吉田朱里との差はわずか300票ほどだったわけで、これはヲタは死ぬほど悔しいでしょうが、逆にアンダーガールズのセンターをもらえるとプラス思考に切り替えるしかない。こみちゃんのほうは、ちょっとフォローが不可能です。かわいいし公演もがんばってるのにね……。

どちらのスピーチでも、自分のことではなく"AKB48"について語っていたのが印象的だった。こみはるは「AKBはまだまだ大丈夫です」。みーおんは「AKBはAKBのもの」と熱い言葉を残した。

高倉萌香速報後7000票アップ問題

これは非常にデリケートな話題。

速報で一躍注目を集めたNGT48の三人のひとり、おかっぱこと高倉萌香が見事本番でも24位でランクイン。しかし、その最終獲得票数がなんともやっかいな数字。

投票開始から一日後の速報では21,667票獲得したものの、それから二週間後の本番になっての最終獲得票数は28,623票。つまり、二週間でわずか7,000票しか積みあがらなかったことになる。

ほとんどのメンバーは2倍以上票を伸ばすなかで、おかっぱちゃんの伸び率はわずか1.3倍。これはたしかにかなり変だ。こうした低い伸び率はNGT48の荻野由佳や本間日陽にも共通していて、だからまたしても不正疑惑に火が付いた。「ほら、不正を取り繕うために運営がカウントしなかったんだ」というわけです。

問題はこれをどう解釈するかで、

①本当に7,000票しか投票されなかった

②運営が不正の調整をするために速報以後の投票をカウントしなかった

の二つの解釈がある。

ただ、ぼくが以前書いたように、少数のライトなファンが一票ずつ入れたのだとすれば、速報後にそれほど票が増えていないのは不自然ではない。というのは、彼らはライトなファンなので、速報後に意気込んで何票も重ねるほどの熱意はないからである。

ということで、この問題の解釈はどちらを選んでもオルタナティブ・ファクトが存在するので、それぞれが好きな方を選ぶべきだと思う。来年総選挙があれば、ある程度の真偽はいやでも判明するからね。

たしかに、あんだけぶっこまれたおぎゆかが最終順位で5位かよというズッコケ感はあるけども……。

渡辺麻友卒業発表

YouTubeのアピールコメントでも卒業の気配を漂わせていたし、各種雑誌のインタビューでも「わたしはAKBとほかの仕事を両立できないから」といっていたので、そんなに驚きはない。ただただ残念なのは、もっとまゆゆにふさわしい場所で、満員の観衆の中で惜しまれながら卒業発表をしてほしかったということ。

ここ数年のまゆゆは本当に不憫で、脚本からして破たんしてるドラマのW主演にキャスティングされるわ、ヘンテコなタイトルのドラマの主役をやらされるわ、センター曲も極端に少ないわで、AKB運営および事務所の扱いがひどすぎる。松田聖子とはいわないまでも、前田敦子や大島優子程度には華々しく卒業できたはずなのに、どんな運命のイタズラなのか。

年内卒業とのことなのでラストシングルは11月ごろだろうか。

最後は大団円になることを祈ります。

神志那結衣圏外

HKT48の神志那結衣が圏外だった。

今週の『HKT48のおでかけ!』では、まさに神志那含めたメンバーが選挙の辛さやプレッシャーを涙ながらに語っていただけに、この結果はずしんとくる。

じーな圏外の理由はまったく推測不可能。

詳しい方は教えてください。

北原里英踊りながらステージへ

これはすごくしょーもないネタです。

これが北原里英の立候補届提出の場面。

 で、これがアピールコメント。

どちらも踊ってますね。

なんときたりえ、第10位で名前を呼ばれて客席からステージへ向かうときもこの踊りを披露していた。まあまあ重苦しい雰囲気だったので完全に滑っていたが、およそ2か月以上にわたる壮大なフリを見事に総選挙本番で回収。

たぶん沖縄のビーチでやってたらややウケくらいはしたと思う。

最後の総選挙で、おそらくそろそろ卒業するだろうが、この期におよんでちょっと北原のこと好きになった。

深川舞子インフルエンザで欠席

HKT48のまいこむがインフルエンザにり患し、急きょ博多へ帰ったそうだ。

つくづく持ってないなぁ。大人っぽくなって美人に成長したのに。

まとめ

とりあえず今はこんなところ。

実をいうと、まだSHOWROOMでやっていた裏番組は全部見れていないので、それを見ての感想をまた書きたいと思います。

とにかく今年は順位以外でいろいろありすぎ。

例年のスピーチは

メンバー「この景色が見たかったんです」

メンバー「この素敵な景色を見せていただきありがとうございます」

メンバー「わたしは本当に〇〇だし――」→ファン「そんなことないよー」

の三大テンプレが多いのだが、今年はこれが使えない。

なんせ公民館のステージから見た景色だし客席にはメンバーしかいないから。まあ、数名が使っていて、それはちょっとだけ笑ったけど。

沖縄という土地がそうさせたのか、はたまた客席に座るのがメンバーだけという異常事態のせいなのか、危機感のあらわれなのか、メンバーのスピーチもいつになく芯を食った多い。さまざまなアクシンデントに見舞われながらも、意外と公民館での開催はおもしろかったです。

ただ、ウォーター・スライダーで水着のメンバーが登場というアイディアは最高なので、リベンジとして10月のじゃんけん大会を沖縄でやってくれ。

10月なら嵐の心配はないし、じゃんけん一勝負ならギリギリ水着でも寒くないと思うので。

ぜひ、ご一考を賜りたい。